1.ネット施工
景観が良くない。アンカーを打つ時に建物に傷をつける。
中に進入はしないがネットのそばに止まっている。
ベランダ等は非常時に問題がある。
2.プロテクター施工
場所によっては目立ってしまう。慣れるとそのうえを歩いている。
プロテクター程度の障害物は、自然界に通常ありうる状態であり、鳩にとっては恐いものではない。
場所によってはその上で巣を作る。
3.磁気、超音波
これらの器具もほとんど効果がない。効果があったとしても一時的のものである。
4.B-ST塗布
上記の問題をそれぞれ克服し、鳩が翼を休める場所にB-STを塗布します。
塗布した近くには寄り付かなくなり、一度はなれた鳩は、ほとんど戻ることもありません。
鳩がなぜ、その場所に居着くかというと、寝床と繁殖場所があるからで、
その場所にB-STをしっかりと塗布すれば、その近くにはいなくなります。
但し、年4~5回繁殖しますので、3ヵ月位すると元の場所に戻って巣作りをしようとします。
その時、B-STが少なかったり、ポイントを見落としたりしているとまた居着くことになります。
もう一点の寝床になる場所は、糞が溜まっている場所と、
天井に近い10~20㎝位のスペースがある所を注意して施工しておけば、ほぼ完全にガード出来ます。
この管理を3年間責任をもって行う事で、この間に鳩は他の場所に移住し始めます。
一度居着くと今度はそう簡単に移動しません。 ですから3年後も戻ってくる鳩はほとんどいません。
従来は、ネット、プロテクター等の器具取り付けが多かったのですが、
現在は施工の90%はB-ST施工です。
他に類似品があると聞きますが、施工後鳥が死んで困ったという事が問題になっています。(JR様事例)
JRでは施工後の翌日、早朝に乗客が来る前に死んだ鳩を拾い集めていたとの事です。
B-STの効力としては臭い・食感・感触と、鳩が嫌がるであろうと考えられる物を混入してあります。
食べ物ではありませんが、最初つついてみたり、あるいは触ったりします。
大体の鳩は近くまで来ると、旋回しますが中にはずうずうしい鳩も何羽かいます。
(そのうちに嫌になり、寄り付かなくなります)
また、臭いにたいしては、文献等で調べても鳥は敏感ではない様ですが、
一応嫌がるであろう臭いを考慮しております。動物は人間と違い糞の臭い、生ゴミの臭いは平気です。
人が感じる不快な臭いと違います。動物はむしろサロンパスのような、ツンとする臭いが嫌がります。
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